観光地に行くのも楽しいけど、わたしの今回の旅行は、観光地よりも
田舎の村で現地の人々がどのように暮らしているのか見学してみたかった
ので、少しローカルな村を訪問させてもらうことにした。
井戸寄付&田舎の村見学ツアー
もちろん、いち旅行者が何もなく突然、村を見学させてもらえるわけではなく
見学させてもらう代わりに、現地ツアー会社を通して、
井戸の寄付と豚をプレゼントさせてもらった。
「井戸寄付&田舎の村見学ツアー」というツアーがあったので、それを利用した。
私の場合は目的が逆だけど、本来このツアーは
「寄付がメイン、ついでに村も見学しましょう」
という感じだと思います。
豚の寄付も、同じツアー会社を通してする。
井戸を寄付
400USD
大学生などが、ボランティアツアーで
井戸掘ったり、学校作ったり
しているけど、そういうのとはちょっと違って
これは、井戸掘り作業には加わらない(やりたい人はやってもいいみたい)。
井戸づくりに必要な費用を寄付して、村を見学するだけ。
井戸は村人が掘る。
作業をしないどころか
「なんなら寄付だけして、村に来なくても別に構いません」
とツアー会社の人に言われた。
わたしにとっては村見学がメインなので、行くけど。
でも、よく考えたら見学したいがために400USD 支払うのはあまりに高額。
でも400USDで井戸がつくれて、少しでも誰かの暮らしがラクになるなら、いいかなーと思った。
豚を寄付
80USD
子豚を買って、村にプレゼント。
豚が大きくなったら1000USDくらいで売れる為、
現金収入を見込めるので、育てるらしい。
せっかくなので、これもしよう！！
豚を受け取りに行くところから同行でき、村にプレゼントしに行くというプラン。
村へ
9AM。
お迎えの車と通訳さんがホテルに来てくれ、村へ向かいます。
わたしが行くのはシェムリアップ中心部から西に車で30分ほど行った場所にある、200人ほどの村。
200人て、そんなに小さな村じゃないのかな？
たとえば1世帯が5人家族だとすると、40世帯？？
決して大きな村ではないけど、小さな村なのかどうかは、定かではない。
工具屋さん
村に行く前に、途中のお店で井戸に使う部品を購入。
パイプやらネジやら工具品のお店。
あまりにホコリまみれだったので
「中古品？」
って聞いたら
「新品です」
と笑われてしまった💦失礼しました。
セメントとかも売ってる。
結構品揃え多くて、大きなお店。
⬆️わたしたちが買ったのはこれ
でもわたしはこの部品達がどのように使われるか知らない。
村に到着！
大きい道路から横にのびている小路を入ると、そこからがわたしたちが今日訪問する村になっている。
道路から比較的近い地域は、住居や商店がそこそこ密集しているけど
村の奥に進むにつれて、だんだん建物はポツリポツリといった雰囲気になってくる。
そしてだんだん何もなくなってくる。
車を降りると、一軒の家にたくさん村人が集まっている。
どうやら井戸掘りが始まっているらしい。
暑いなか、お疲れ様です。
ん？と思ったこと
はじめに少し驚いたのが
てっきり井戸は村に寄付してみんなが使える公共の井戸をつくると思っていたのだが、
なぜか、一軒のお宅、お婆ちゃんの家専用の井戸をつくっていた。
そして豚。
当初は
通訳さんと一緒に子豚を受け取りに行って、自分の手で村に贈呈する
という感じで聞いていたのだが‥
村に行ってみると
こちらもすでにお婆ちゃんの家で飼われており
「今朝、(子豚が)来た」
と言っていたわりに、子豚は妙に村人になついており、寝床もすでに決まっていて、
なんとなく、ずいぶん前からそこにいるように見えた。(真実はわからない。あくまで、そう見えた。)
‥ほんとにこの豚、買ったのかなぁ？？
まぁ、どうかわかりませんが、知らない方がいいことも、世の中にはたくさんあります。。
とにかく。
この井戸&豚を受け取っていただいたお婆ちゃんの生活を
いろいろ見学させてもらうことになった👀
