シェムリアップ最大の湖『トンレサップ湖 Tonle Sap』の水上村クルーズへ行ってきました。
行き先は、チョンクニア Chong Khneas という村。
ボート乗り場へ向かう
12:40 PM ホテルにトゥクトゥク&日本語ガイドさんが迎えに来てくれた。
トンレサップ湖までは、シェムリアップ川に沿って、ずーっと南下します。
その道中の景色は、特別なものはないけど
日本と全く異なる世界なので見ているだけで楽しい。
トゥクトゥク走行中、生臭い臭いがしてきたらトンレサップ湖に近づいてきた証拠。
トンレサップ湖が近くなるにつれ、湖で捕れた魚を加工する仕事をしている家が多くなってくるから。
とガイドさんは言っていた。
シェムリアップの中心部オールドマーケット周辺あたりから、チョンクニア行きのボート乗り場までトゥクトゥクで約30分。
ボート乗り場
1:15 PMごろ ボート乗り場に到着。
周辺にはなにもない。
木々もなくなり、駐車の為に確保されているスペースが平面に舗装されているだけのところに、ポツっとボート乗り場がある。
建物の中にはお土産やさんとトイレ。
ここのトイレが思ったよりもきれい。
わたしがトイレに行っている間にガイドさんがチケットを買ってくれていた。
チケットは3枚つづりになっていて、ボート乗り場の入口や乗船前にちぎられる。
しかし、どうやらそれも適当っぽかったけど。
ちぎられたり、ちぎられなかったり。
湖までおりる。
結構急な坂なのでちょっとこわい。
⬆️ガイドさん。
カンボジアでは、ガイドさんはこのシャツの着用を義務付けられており、このシャツを着ずにガイド業務を行った場合、罰金らしい。
⬆️客待ちのボートがたくさん待機。停めかたムチャクチャでゴチャゴチャしている。
なぜこんなにボートがたくさんあるのかと言うと
夕方になると観光客が増えるのでそれまで待機している
とのこと。
水上村を見学した後に、トンレサップ湖に沈んでいく夕陽を観賞するツアーが人気らしい。
クルーズは4:30 PM頃からが、かき入れ時みたい。
たしかに、夕陽を見なかったとしても、日中は暑いので夕方の方が行きやすいかも。
なので夕方のトンレサップ湖クルーズは、午前中やお昼より割高。
ボート
ボートサイズはいろいろ。2階建てのボートもあった。
⬆️わたしの乗ったボートはこれ。
ボロいけどかわいらしい。
⬆️ボートのエンジン
出発
チャーターなので、ボートに乗り込むと即出発!!
陸付近、しばらくは左手にいろいろ商店が見える。
トンレサップ湖で捕れた魚を売っていたり
それをその場で食べれるレストランだったり。
魚市場、的な?
⬆️ちっこい子ども達も何かお手伝い
⬆️使っていないボートは陸にあげておく。
しばらく行くと湖がひらけ、周りには何も無くなってくる。
水上村は思った以上に陸から離れているみたい。
チョンクニア Chong Khneas
泥水のようなトンレサップ湖をひたすら進むことおよそ15分で鮮やかなブルーの建物がポツポツと出てくる。
どうやら水上村チョンクニアに到着。
⬆️家を建てる前にこれを土台にし、家が流れていってしまわないように固定するらしい。
派手なブルーにペイントしているのは
万が一流れていってしまったときに、見つけやすいように。
もっと密集してるのかと思ったけど、意外と一軒一軒離れている。
⬆️家事をするお母さんや
⬆️くつろぐ人々
⬆️何に使う網かわからないけど、網も自作
⬆️観光客に慣れすぎているのか、気にもとめていない様子。
⬆️ドラム缶が浮き代わり
⬆️調理器具。我が家より揃ってますねー。
ところで、水上村の人々はこのトンレサップ湖の濃厚な茶色の水をそのまま飲んでいるらしい。
強い!!!
チョンクニアの小学校
こちらは、クルーズのルートの定番、小学校。
思ったより大きいです。
この辺りには学校は一校しかないからかな。
⬆️通学ももちろんボート。
ボートがない子どもは、大きめのたらいに乗って、一寸法師みたいな感じで通学するらしい。
がんばってるなぁ。えらいなぁ。。
噂によると、小学校に近づくと
「寄付しろ、寄付しろ」
とたかられるそうなので、近づかないようにした。
寄付をしたくないわけじゃなくて
「寄付しろ」と言われるのっておかしくないですか?
寄付は言われてするのではなく自発的にするもののような気が‥
お土産屋さんという名のアニマル園
突然、勝手にお土産屋さんへ連れて行かれた。
しかしこれがまぁまぁ楽しめた。
もちろんお土産物も売っていたけど、お土産屋さんというよりは
『アニマル園』。
こちらの見どころは、なんと言っても『巨大ワニ』。
小さいワニ達もいるけど、大きいワニはたぶん300キロ以上はあるんじゃないかな~?
上から見下ろせるようになっていますが、まぁまぁ怖い。
落ちたら飲み込まれちゃう。
ワニは子どものうちから育ていて、大きくなったら
身は食用
革は剥いで売る
らしい。
⬆️2~3日前に剥いだ革。干してある
そのほかは
ヘビや猿、ウサギちゃん達も。
お昼寝中のオッチャンも。
このお土産屋さんでお水を買ったら
一本1USDもした!!
高すぎ!!冷蔵庫に入ってる割に全く冷えてないし。
だって街では25セント。
でも湖の上だから仕方ないんだって。
湖の上は十分に電気がとれないから、しっかり冷やせないし
ガソリンとかの輸送コストがかかるから売値も高くなっちゃう
らしい。
‥‥文句言ってごめんなさい。
帰り
帰りはもう一度、チョンクニアの集落の中を通って帰ります。
なんとなく物足りない。
でも、とくにどこかに寄ることもなく、真っ直ぐボート乗り場へ向かう。
なんかわからんけどおっちゃん達楽しそうだなぁ。
あっという間にボート乗り場に到着。
そして再びトゥクトゥクに乗り、
3:30 PMごろ ホテルに到着。
水上村の中をぐるりと見学するというよりは、
水上村の中を通り抜ける、という感じだった。
もっとグルグルまわって散策してくれるのかと思ってた。
もうちょっと人々の生活を間近で見れたらなぁー。
という感じでした。
ダメもとで、ガイドの人に
「日常生活にもっと迫りたい!」
って言ってみたらよかったなぁー。ちょっと後悔。
未練の残ってしまったトンレサップ湖クルーズツアーでした。