メキシコの美食の街オアハカの激ウマグルメまとめ

メキシコの美食の街オアハカの激ウマグルメまとめ

オアハカ Oaxaca に来ています。

聞くところによると、オアハカ Oaxaca はメキシコの人々の中でも「食べ物がおいしい街」として知られているそうです。

という事で今回は、私が食べたオアハカ Oaxaca グルメを紹介していこうと思います。

チラキレス

まずは、オアハカ Oaxaca に来て、はじめに食べた料理、チラキレスです。

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チラキレス 87ペソ(当時のレートで約615円)

 

チラキレスとはメキシコ Mexico の伝統的な朝御飯で、トルティージャを揚げたもの(トトポスというらしい)にサルサがかかった料理です。

私が食べたチラキレスには緑のサルサベルデというソースがかかっていました。

cafe NUEVO MUNDO (→ URL) というお店で頂きました。「カフェ ヌエボ・ムンド」と読むのでしょうか。

モレ

続いては、モレです。

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モレネグロ 80ペソ(当時のレートで約608円)。

 

モレ(Mole) とは、色々な種類のスパイスやナッツ類、さらに野菜を調合して作ったソースのことです。

私がいただいたのはモレネグロで、ネグロは黒を意味するので、黒いモレってことですね。

色々な食べ方があるのですが、このモレソースを鶏肉のローストなどにかけて食べるのが主流だそうです。

そしてオアハカ Oaxaca はメキシコで一番モレが美味しい地域だと言われているそうです。

 

私が食べたモレネグロの味は、ほのかに辛いような、甘いような、苦いような…という感じで、めちゃめちゃ美味しかったです。

個人的には好きな味で、毎日でも食べれそう。日本人の口に合うと思います。

モレの種類はたくさんあって、

ネグロ(黒)
ロホ(赤)
アマリージョ(黄)
ベルデ(緑)
チチロ(灰)
アルメンドラド(アーモンド)

などがあるそうです。

実際は15種類以上あるそうなのですが、スタンダードなものはモレネグロらしく、チョコレートを使用して作っているそうです。

私はソカロを少し南に行ったところにある、ベニートフアレス市場 Mercado Benito Juárez の南に位置する、Mercado 20 de Noviembre(11月20日市場)の中にある Sarita という食堂でいただきました!

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この市場は食堂もたくさんありますが、食料品も売っていてなかなか楽しいです。

チョコラテ

実はオアハカ Oaxaca はチョコレート発祥の地だそうです。

チョコレートと言えば、ベルギーとかヨーロッパのイメージがあるのですが、どうやらチョコレートができたのはメキシコで、そしてヨーロッパに渡ったのちに発展していったそうです。

なので、「チョコレートと言えばヨーロッパ」というイメージが定着してしまったんですね。

で、ここオアハカ Oaxaca で絶大な人気を誇るのが、Mayordomo という有名なチョコレートやさんのチョコラテです。

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チョコラテ 25ペソ(約200円)。

ちょっとミルクがキツいかなぁ~という感想です。

私はチョコは大好物なのですが、牛乳が苦手なので、あまり好きな味ではありませんでした。

タマレス

タマレスは、初めに紹介したチラキレスと同様に、メキシコ国民の定番朝ごはんです。

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タマレス 20ペソ(約170円)

わたしは道路でドライブスルーして買いました。(なのでビニールに入った画像でスミマセン。)

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こんなお店です。ロングヘアを三つ編みしたお母さんが営んでいます。

タマレスは、とうもろこしの粉でできた生地をラードと混ぜてこねて、チキンなどの具を包み、それをとうもろこしかバナナの皮でくるんで蒸したもので、私は辛いソースをかけてもらいましたが、ソースも選べます。

持ち運べる食事として手軽にとれるため、メキシコの人たちから愛されている料理です。

 

トラジューダ

ホテルのレストランで頂きました。

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トラジューダ 160ペソ(約1220円)

 

トラジューダは「オアハカのピザ」と言われており、私が頂いたものは、ちょっとオシャレバージョンで、生地が折り畳まれてますが、基本はピザ生地のように広げ、その上に黒豆のペースト、オアハカチーズ、たっぷりの野菜を乗せ、焼いた料理です。

黒豆のペーストがまろやかで、オアハカチーズと良くあい、美味しいです。

オアハカチーズ

で、そのトラジューダにも使われているオアハカチーズなのですが、わたしはMercado 20 de Noviembre(11月20日市場)のSaritaという食堂でモレネグロを食べたときに、オアハカチーズも一緒にもらいました。

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この、右のきしめんみたいなやつです。

値段は忘れてしまったんですが、たしか30ペソ(約250円)くらいだったような気がします。

オアハカチーズは全くクセがなく、もちもちしてて本当に美味しいです。

日本で人気の「さけるチーズ」は、オアハカチーズから着想を得て開発されたそうです。

 

メスカル

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メスカル、本当に様々な種類があるんです。

私が飲んだのは2種類。

一度目は、テマスカルのサロン(記事は→コチラ)で。

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これはアルコール度数何度か知りませんが、今まで飲んだお酒の中で一番きつかったです。

もう、「味わう」ためのものではなく、テマスカルを受けるに当たってただただ必要な要素なんだと思います。

 

二度目に飲んだのは、偶然見つけたメスカル蒸留所(記事は→コチラ)でした。

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ここでは甘くてリキュールのようなメスカルを頂きました。

 

テキーラはテキーラ地方で作られたお酒を指す(シャンパンがシャンパーニュ地方で作られたものを指すのと同様に)のですが、実はメスカルも原産地呼称で保護されています。現在は、オアハカ Oaxaca、ドゥランゴ、サカテカス、タマウリパス、グアナファト、サン・ルイス・ポトシ、ミチョアカン、ゲレロ、プエブラ、シナロアの10の州で造られたものをメスカルと言います。

 

 

以上が、オアハカ Oaxaca で出会った名物料理です。

オアハカ Oaxaca に訪れる方はぜひ、食べてみてください。

 

 

 

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