教会コンサートはプラハの夜にマスト!2つのコンサートをリサーチ

教会コンサートはプラハの夜にマスト!2つのコンサートをリサーチ

プラハで有名なのが『教会コンサート』

あちこちの教会で日没18時頃になるとクラシックコンサートが開催されます。

この教会コンサートに行くことが、プラハに来る前から

とっても楽しみで楽しみで。

 

教会コンサートは

ヨーロッパのあちこちで開催される通常のクラシックコンサートと比べると非常に安い金額で鑑賞できるんですよ!

日本円にしたら大体2000円とか。

 

調べまくって、よさそうだったことろを2ヵ所チョイスし、行ってきました♪

 

聖ミクラーシュ教会 St.Nicolas Church

前記事の
『プラハの旧市街広場でできること8選!楽しすぎて一日中過ごせるかも?!』

にもちらっと情報を書いた教会ですが、旧市街広場に面した場所にあります。

⚠️別の地域に同じ名前の教会があるので、間違えないように注意!!!

 

この教会の内部の装飾は本当にわたし好みで。

大好きな教会です。

 

チケットについて

こちらも私のよく利用するCLASSICTIC (クラシック音楽、オペラ、コンサートなどのイベント予約のサイト)で予約しました👌

 

ここのコンサートは若干高め。(場所がいいから?人気だから?)

と言っても日本円でたしか3000~4000円くらい?

 

中に入ると‥

入口に本日の演目が書かれた紙が置いてあるので

自由に取る。

今回は9曲。

大体いつも一時間くらいで終わるみたいです。

 

 

そして

開始時間になるまでのあいだに内部の見学を済ませ、席につきます。

聖ミクラーシュ教会の内部はほんとうに美しいので長く見てても全然飽きない。

席は自由席なので
「ぜひ一番前で!!」と思い、バッチリ最前列を確保。

 

そしていよいよ演奏‥

開始時間が近づいて人がたくさん集まってきているのですが

楽器が前に並ぶわけでもなければ、演奏者が登場する気配もなく

わたしは内心、疑問だらけでした。

始まる雰囲気が全くなかったから。

 

しかし開始時間になると

いきなりなんの前ぶれもなく

教会の後部上にある巨大パイプオルガンの演奏が始まりました。

始まりの合図も何もないまま演奏が始まり

その瞬間から全員がおしゃべりを止め

シーーーーーン

となる。

開始の拍手もありません。

 

はじめは

「これって前奏??」

と思って静かに聴いていたのですが

10分経ってもひたすらパイプオルガンの独奏です。

そして15分、20分経ったころ、前奏ではなく演目が始まっていることに気づきました。笑

 

私たち観客は、前方のイエス・キリスト像の方を向き、後ろから聴こえるパイプオルガンの奏でる演奏を

ただただ聴いています。

 

パイプオルガンの音色は重厚感があり、教会の雰囲気も後押しして

凄く気持ちが落ち着くコンサートです。

 

‥のはずだったんですが。

 

演奏と雰囲気は間違いなくパーフェクトに素晴らしいのですが‥

ちょっとわたしはコンサートに集中できませんでした。

なぜならあまりにも寒すぎるからです。

底冷えします。

ガタガタ震えるくらい寒いです。

教会の中は外よりも寒いです。笑

 

冬場行く人、気をつけてくださいね!!!

 

当時わたしは、ボーカルや複数の弦楽器の演奏をイメージしていたので
少し私が想像していた『コンサート』ではなく、なんとなく満足がたりない感じで終わってしまいました😰😰

 

でも。先にも記述しましたが、素敵なコンサートでしたよ。
行く価値は、絶対あり。

 

 

聖クレメント教会 Catedral of St.Clement


せっかくなのでもう1ヶ所、教会コンサートに行ってみようと思い、聖クレメント教会へ。

この教会は、旧市街広場からカレル橋に向かうカルロヴァ通りにあります。

 

チケットについて

ここではチケットの予約はせずに、当日に現地で購入しました。

というより、歩いているときにたまたま教会コンサートの看板を聖クレメント教会の前で見つけたので
行ってみようと決めた次第でした。

 

当日券だからかな?
ちょっとお高め31ユーロ。
もちろんチェコクローナでもお支払できます👛

 

始まる前から結構人が並んでいるのですが

始まるギリギリまで、教会の前で高校生くらいの兄ちゃんが呼び込みしてました👀

 

教会の中は‥

そして中に入ってビックリ。
外観の質素さと内部のゴージャスさのギャップがすごい。

というか、はじめは外観を見て教会だとわからなかったくらい。

他の建物とはあまり馴染んでいない佇まいで、

さらにこの円柱の建物が道に飛び出しているので

すぐにわかりますが。

⬆️ちなみに外観

 

このカルロヴァ通りはそんなに広い通りではなく

入口も大きくないので、入ってみると意外と広くて驚きました。

聖ミクラーシュ教会の1.5倍くらい人が入れそうな広さです。

 

聖ミクラーシュ教会のコンサートでは、

演奏者が前で演奏しているのを鑑賞するわけではなかったので

今回もそうかな?と思って、あえて後ろの方の席を選びました。

帰りにスッと出れるように。

 

 

コンサートの内容は‥

前回は、前方(見える位置)での演奏がなかったし、

一番前は出口から一番遠いので、出るのが最後になっちゃう。

寒すぎてなるべく早く出たい。

という前回の経験をもとに、今度はばっちり後方に座席を確保した。

 

 

 

ところがどっこい!!

 

 

聖ミクラーシュ教会と違い

開始5分ほど前に、前方に演奏者たちが続々とスタンバイを始めるじゃありませんか!!!!

ボーカルの方もいます。

 

 

私が求めていた『教会コンサート』は、まさにこれだったんです!!!

 

わざわざ後方に座ったことを激しく後悔しました。

 

 

曲はビバルディ『四季』より演奏してくれるので

とっても馴染み深く、そこも楽しめたポイントになりました。

 

教会内に響きわたる楽器の音色と、美しすぎるソプラノの声が

とっても素晴らしく

この聖クレメント教会のコンサートで私の心は満たされたのでした。

 

 

感想

個人的には、

聖ミクラーシュ教会
聖クレメント教会

比較すると、聖クレメント教会のほうが自分好みではありましたが
コンサートのテイストが違うので
結果、どちらも行ってよかったなぁ~と思います♪

ですがどちらも

ほんっっっとうに、寒い!!!⛄

どうしようもなく、寒い。

なので必ず、普段以上の防寒をしていくべきだと強くオススメします。

 

今回行った2つのコンサートは、恐らく観光エリア

ど真ん中だったから、少し金額がお高めだったのかもしれません。

探したらもっと安いところがあります。

 

『教会コンサート』というのは
「こんなもん」
とカタチが決められているわけでなく
教会によって、それぞれ違った個性を持つクラシックイベントなんでしょうね。

今後もっとたくさんの教会コンサートに行って、いろいろ経験したいと思います♪

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