さて。
バガン Baganを拠点に行動しています。
前回、ポッパ山 Mt.Popaにある、タウン・カラッ Taung Kalat へ行ってきて強烈に楽しかったので
今回は、バガンの南に位置する『サレー Salay』という村へ行きました。
サレーは一応、観光地のはず。
なんだけど
とても観光地とは思えないくらい、静かでのんびりした村。
ちなみに観光客は私以外いませんでした。。。
ところで。サレーの話の前に‥
バガン遺跡が世界遺産に
2019年7月に、バガン遺跡がついに世界遺産に登録されたそうです🙌✨
ワーイ!!!
あんなにすごい遺跡が世界遺産に登録されてなかったことが逆にスゴイなーという感じだったのですが。
保存状態が悪いとか
展望台がダメとか
色々な理由から、これまで世界遺産として登録されなかったそうです。
バガン遺跡は世界遺産にふさわしい素晴らしい遺産郡なので、登録されて良かった✨
でもこれから
もっと注目されて
観光客が殺到して、現在の素朴な雰囲気がなくなったら嫌だなぁ。。
だから行くなら今のうち。
バガン遺跡の記事は
「ミャンマー・バガンの遺跡巡り!絶対行くべきスポット&オススメルートについて」→コチラ
「ミャンマー・バガン世界三大仏教遺跡巡り!絶対行くべきスポット【前編】」→コチラ
「ミャンマー・バガン世界三大仏教遺跡巡り!絶対行くべきスポット【後編】」→コチラ
ご覧ください👀
サレー Salayとは‥
サレーに話を戻します。。。
世界三大仏教遺跡のひとつバガン遺跡から南に行ったところにある村で
『文化財保護地域』に指定されています。
なんだかよくわからないけど、重要な建造物とかたくさんありそう。
でも実際には、観光地とは思えない、とても静かでのどかな村だった。
行き方
ニャウンウーからバスが出ているとか出ていないとか‥
とにかくわたしは時短したかったので、車をチャーターしました🎵
ホテルのコンシェルジュさんに依頼をすると、なんと15分で来てくれると。早い😆
チャーター6時間 75000K(約5376円)です。
ちなみに片道2時間弱くらい。
運転手さんと仲良くおしゃべりをしてるうちに、あっという間に到着。
ヨーソー僧院
サレー Salay の中で一番の見どころが
この『ヨーソー僧院 Yoke Soun Kyaung』。
なのですが。
なんとなんと。
わたしが訪れたときはお休みでした。
めちゃショック😱
月曜日はお休みだそうです‥
運転手さん
「休みだと知らなかった!
せっかくここまできたのに本当にごめんっっ💦
前まで木曜日が休みだったんだけど、知らない間に月曜日に変わってたみたい。本っっ当にゴメン!!」
ってめちゃ謝ってくれた。
運転手さんは悪くないのに~。
そんなに罪悪感を感じるなんて逆にゴメン。笑
などなど言いながら
隣のローカル僧院の敷地に入らせてもらい、低い塀からヨーソー僧院を覗き、外観だけチェック。
運転手さんがちょっと説明してくれた。
1882年から10年ほどかけて建築され、壁や154本の柱などの細やかな彫刻の装飾が見どころ。
だそう。
入れなかったので説明こんだけでスミマセンw
料金
ヨーソー僧院 Yoke Soun Kyaungの入場料というか、サレーの入域料として、ヨーソー僧院で
5000K(約360円)支払う。
ちなみにわたしはヨーソー僧院がお休みだったため、支払ってません😰😰
ローカルな僧院
名前わかりません。
ヨーソー僧院 Yoke Soun Kyaung がお休みでショックを受けているわたしを見かねた運転手さんが
変わりにヨーソー僧院 Yoke Soun Kyaungの隣にあるローカルな僧院を見学してもいいか、そこの僧侶の方に交渉してくれた。
そしてとっても親切な僧侶さんが生活空間も含め、中を案内してくれました!!!
外観
こちらもヨーソー僧院と同じように彫刻による装飾がとっても美しい。
装飾の数ではとてもヨーソー僧院には及ばないけど、レトロで味がある雰囲気は勝っているような気がする😁
写真右部分は扉。
扉にもこんなにしっかり彫刻が施されていてすごい。
一部壊れてしまっているけど梁にもきちんと装飾されている。
僧院の内部
おじゃましてみました。
寝食はもちろん、ここで生活していらっしゃる。
小さなテーブルの上にあるのはこの日のランチ。
食事の手を止めて案内してくださった。
この大きな箱の中に昔の記録を残したものや、大事な書物がたくさん入っている。
これも、昔の記録書。
衣装ケースのような大きな箱に画かれた模様。
鐘にも何か描かれてある。
何百年も前のもので貴重なもののように思えるけど
寝床の奥に、埃やクモの巣をかぶって乱雑に置かれていた。というより物置になっていた。ww
そこがかなり気になったポイント😂
大事に保管されていないところが面白い。
日常生活
朝の托鉢が終わると、午後はのんびり過ごすそうです。
私がおじゃましたときは、寝転んでテレビを見ておられる人もいらっしゃいましたw
ランチで使った食器を洗う、の画。
僧侶の方のタトゥーにカルチャーショック
大量の袈裟もご自身で手洗いです。
高床式になっているの僧院の一階部分で
洗い物したり干したり。
シンビンマハラバマン寺院
ヨーソー僧院 Yoke Soun Kyaungに次いで、
サレーの見どころとなるのが
『シンビンマハラバマン寺院 Shinbin Maha Labaman Temple』
名前長くて覚えるの大変。
ひんやり静かで色んな展示物もあります。
英語での記載がないので、わかりません。
わたしはミャンマー語読めません。(英語もダメですが)
しかしかなり年季の入った写真。
大きな数珠も。
大仏
シンビンマハラバマン寺院は、
高さ6メートル幅5メートルの竹製で漆塗りの大仏様が有名。
わたしは、なんだかこの手が好きだ♡
こちらの大仏様は13世紀に造られ、1888年の洪水か何かの自然災害のとき、川を流れてやって来たそうです。
川を流れて‥
そう!
実はこの大仏様はハリボテで中が空洞になっています。
お寺の職員の方が大仏様の体内を見せてくれました🙌
大仏様の体内を見学
大仏様の後ろにまわると小さな扉。
職員の方が鍵を開けてくれます。
言葉は通じませんが、身ぶり手ぶり、色々教えてくれます。優しい☺️
小さな小さな通路を四つん這いになりながら進みます。(1.5~2メートルくらい?)
膝が痛くないように、カーペットが敷かれてあります。w
そして上を見上げるとなんとビックリ。
工事現場に来たような。
こんな感じでした。
大仏様の中を覗くなんて初体験だったので
めちゃ楽しい。
寺院の庭
寺院の外に出てみるとたくさんの像がありました。
托鉢をしている修行僧と、拝んでいる人
左の方、ボーミンガウン??
ポッパ山でたくさんお見かけしました。
ポッパ山も楽しかったなぁー → コチラ
ミャンマーでは基本の曜日別神様。
わたしは土曜日なのでこちらの神様を拝みます。
と、まぁ『シンビンマハラバマン寺院 Shinbin Maha Labaman Temple』はこんな感じでした。
小さな寺院なので見学の所要時間は30分もあれば十分かなと。
遺跡群
サレーにも遺跡がいくつか点在します。
バガンにある、小さな遺跡と同じような感じ。
内側の壁に画かれた仏様
比較的新しめなものも。
展望台(と言っても3階建てくらい)みたいなところに太鼓?もありましたよ。
自由に叩いていいそうです。
日本のお寺にある鐘みたいなかんじで。
チャウのローカルマーケット
帰り道。
ヒッチハイクしてきた女学生3人を後部座席に乗せ(ミャンマーではごく普通らしい)一緒に途中までドライブ。
彼女たちはチャウという町で降りたので、ついでに私も立ち寄ることにしました。
かわいい名前。
結構大きい市場があるらしい。
迷子になるかもしれないし、ここでは外国人が超珍しいから、心配なので付いてくるって運転手さんが同行してくれました。
優しい☺️
市場はこんな感じ。
精肉
ソーセージが丸っこい。色もやたら鮮やか😃
日本で言う、漬物的な
よっぽど外国人が珍しいらしく、
運転手さんが
「この人(わたしのこと)、どこの国の人???」
って10回くらい聞かれてました。
地元民の大好きおやつ
モン・リンマヤーというおやつ(?)はミャンマーでは誰もが知るおやつ。
おいしそー!!!でしょ?
見た目は小さなタコ焼きみたいなかんじ。
タコは入ってませんが。
ピンポン玉より少し小さいくらいの大きさかな。
市場の入り口で売っていました。
玉子入りと玉子なしが選べます🐤
わたしは玉子入りと玉子なしのハーフ&ハーフにしてもらいました。
ビニール袋にガサッと12個くらい。
500K(約36円)
安い~!!!!
味は… ふつうに美味しい🙌
揚げたてなのでアツアツ!!中はいい感じにやわらかい。
GOOD!!でした。
が、ちょっと油っこいのが気になって
食べてるうちに
「油で食あたりになると、尋常じゃないくらいキツイ」
というのを聞いたことがあるのを思い出して
突然不安になり‥
4つだけ食べて、後は残しました。ゴメンナサイ
でも、その後も体調は問題なし。大丈夫でした👌
観光客でにぎわっている市場もいいけど、
観光地化されていない、超ローカルでありながら大にぎわいの市場、楽しい!!!
まさに「ザ・地元民の台所」
という感じでした。
感想
サレーは半日あれば十分見てまわれる小さな村で
ガッツリ観光したい人にはあまり向いてないかも。
ローカルな雰囲気をのんびり味わいたい人に向いているなーという感じでした。
穏やかな気持ちになれる村。
機会があればぜひ😌