近くに地下宮殿があるから寄っとこう!くらいの軽い思い付きで訪れたイエレバタン貯水池Yerebatan Sarnici。
こちらもスルタン・アフメット広場のすぐそば。
アヤソフィアからは歩いて1分!!👍
うーーーーん。観光スポットが集結していて、時間のない今回のイスタンブール観光にはかなりありがたいロケーション。
地下宮殿に向かうまで
お断りしておきます。この記事では『地下宮殿』、『イエレバタン貯水池Yerebatan Sarnici』ふたつの名称が統一せずに、まぜまぜで書かれていますが同じです。ややこしくてごめんなさい。ズボラでごめんなさい。
『地下宮殿』こと『イエレバタン貯水池Yerebatan Sarnici』。
地下宮殿と呼ばれているけど、元々は貯水池として使われていた場所。
地図で見る限り、広場からは目と鼻の先なので、すぐわかるだろうと余裕をかましていたのにも関わらず、全っっ然入り口が見当たらない!!
正午に近づいてくるにつれて暑さが増してイライラも募る。
もう諦めようかなぁー
でもせっかく来てるし、すぐ近くのはずだから
諦めるのももったいないなー
なんて考えながら一人寂しくさまよっているとまたもや朝の、変な日本語のトルコ人に遭遇。(こちらの記事に登場 → コチラ)
「また会ったねぇ、、ドコイクノ??」
と声をかけられたので、(朝は邪険に扱ったくせに)これはラッキー!と思い
「地下宮殿の入口がわからんので、教えて😢(さっきは鬱陶しがってゴメン💦)」
とお願いし、入口まで案内してもらった。
胡散臭いトルコ人だけど、こんな見ず知らずの日本人に優しくしてくれて。
疑ったり、鬱陶しがったりしてゴメンね。
とちょっぴり反省。
世の中、優しい人はたくさんおる。
でも、外国では
本当にただただ親切にしてくれているのか、下心があって近づいて来てるのか、わかりにくい。
一人旅は、いかなるときも油断したらダメなんです!!!
けど、相手は親切心で言ってくれてるのに、こっちは騙されると思って警戒しまくり、無視したり冷たしてしまったりすることがよくある。
それって後から
本当にただ親切で言ってくれてただけってわかったら、すごく申し訳ないし悲しくなってしまいます😢
でも、女子の海外一人旅は、いかなる時も
しっかり警戒!油断大敵!
の精神を持つことが大切。
でもそこの見極めが難しいよなーなどと考えながら歩くことおよそ30秒。
地下宮殿に到着した。
ちょっぴり
「案内したからお金ちょうだい!」とか言われたらどうしよう。。
とか考えたりもしたけど、彼はお金を請求書することもなかった。
‥やっぱりいい人だ😍
地下宮殿は
「こりゃわからんわ!」
というくらい入口は小さく分かりにくい。(でもひょっとしたら、分かりにくかったのは私だけかも)
イエレバタン貯水池Yerebatan Sarnici
一言でいうと、行ってよかったです。
施設情報
【営業時間】 9:00-17:30
【休み】 なし
【入場料】 20トルコリラ(約380円)
※ミュージアムパス利用不可(ミュージアムパスとは → コチラ)
地下宮殿の中
入口で入場料を払い、地下への階段を下っていくとすぐ
こんな感じ。
ただひたすらこんな感じ。
地下宮殿ってなに?
そもそも地下宮殿って何??と疑問に思ったので調べてみた。
やっぱりこういうときも、ポケットWIFI役に立つねw
地下宮殿ことイエレバタン貯水池Yerebatan Sarnici は、4世紀にローマ帝国のコンスタンティヌス一世という人が建設し、オスマン帝国まで使われていた地下貯水池。
広さ
奥行き 約140メートル
幅 約70メートル
高さ 約8メートル
およそ8万立方メートルも貯水できるらしい!!!もはや想像つかん。
中を見学
現在は、水の音や地下の響いてる感じ、ひんやりとした空気感に加えライトアップで幻想的な空間になっている。
‥でも、ここでは幻想的な雰囲気にひたることはできない。
なぜなら
団体のおばちゃんたちが、わいわい騒ぎ
すぐそばでは
アジア人カップルの彼氏が、モデル顔負けのポージングでひたすら彼女を撮りまくっている。
どこへ行ってもよく目にする光景。
観光地あるあるだ。
でも、せっかく辿り着けたんだから、気持ちを切り替えてしっかり見学。
この地下は、たくさんの大理石の円柱に支えられているが全ての円柱にそれぞれ違ったデザインの装飾が施されているらしいので要チェック。
そういえば、たまにここイエレバタン貯水池Yerebatan Sarniciでコンサートやイベントを催すこともあるみたい。
順路にそって歩いて行くと、
『メデューサはこちら』の貼り紙が。
どうやらこれが、イエレバタン貯水池Yerebatan Sarniciの目玉。
矢印にそって、さらに歩いて行くと、、、
メデューサ発見。
怖いですけど!
逆さまになっているメデューサと
横向きになってるメデューサ。
合計二体。どっちも怖い。。
メデューサのあとは来た順路を戻って出口へ。
最後階段を上り、地上にでると出口付近になぜかガチャガチャ。
一気に現代に帰ってくるこの感じ。
最後に地下宮殿の雰囲気とのギャップが少しおもしろかった。
出口はスルタンアフメット広場から少し北(ブルーモスクと逆の方向)
(入口~出口は数十メートルの距離)
感想
地下宮殿ことイエレバタン貯水池Yerebatan Sarniciは、あっさり見終わる感じでしたが
幻想的な空間が素敵だし、その当時の事を色々想像しながら見学すると楽しい。
なので一応ココについて調べてから訪れたほうがいいかも。でないと、「何ここ???」で終わってしまう恐れあり。
さらに、つかの間の避暑スポットとしてもGOOD👌←この意味で、わたし的には高ポイントでしたw