フランスは言わずと知れた美食大国。
しかし、実際フランスで現地グルメを堪能しようと思ってもフランス料理ってどんなものがあるのかいまいちよくわかりません。
私たちの思う「フランス料理」といえば、まず「高級」というイメージですよね。
そのイメージのまま、現地でフランス料理を堪能しようと思ったら目玉が飛び出そうなほど高いレストラン(絶対ドレスコードが必要そうな…)になっちゃいます。
しかし。決して「フランス料理」=「高級店」と言うわけではないのです。
今回、比較的安価で現地の人も日常的に訪れるようなお店で定番のフランス料理をいただくことができました。(と言っても、元々の物価が高いので日本と比べると少しお高く感じるかもしれません…)
では、フランスに来たら絶対食べるべきフランス料理と、ぷらぷら歩いていたら出会えるような比較的カジュアルなお店を紹介したいと思います。
エスカルゴ escargot
まずは、ド定番。
私の中では「フランス料理」=「エスカルゴ」です。
なかには、カタツムリという先入観から、食べるのを躊躇してしまう人もいると思います。
ですが!!食べたことがない人は騙されたと思って一度食べてみてください。美味しいですよ~!
私は、貝っぽいかな?と思っています。
この左のふたつのような専用の器具で中身をほじくり出すのですが、左手(もしくは利き手じゃないほう)でしっかり貝殻を固定して、右手(もしくは利き手)で中身をほじくりだしてください。
はじめは慣れずに難しく感じるけど、最後のほうになるとかなり上手にほじくれるようになります。
(はじめ、中身が出てこないカタツムリは後回しにしてください。最後のほうになると、ほじくりスキルがアップしているので、最初は出せなくても後からもう一回トライしたらきっと出せます!!)
Bistrot Victoires ビストロ ヴィクトワール
私がエスカルゴを頂いたお店は、パリ中心部の1区という立地にして素晴らしくお安い、Bistrot Victoires ビストロ ヴィクトワール。
観光客からも地元の人々からも人気のお店で、行列必至です。
ここでは他に、鴨のコンフィ Confit de canard も頂きました。それについては後ほど。
詳細 → トリップアドバイザー
Bistrot Victoires ビストロ ヴィクトワールはルーブル美術館から徒歩10分ほどで、私はルーブル美術館での鑑賞のあとに立ち寄りました。
ルーブル美術館の記事は → コチラ
LA’ ATLANTIQUE ラ・アトランティック
もう一ヵ所、私が今回の旅でエスカルゴを頂いたお店はモンパルナス Montparnasse にある、LA’ ATLANTIQUE ラ・アトランティック というお店。
詳細 → トリップアドバイザー
モンパルナスMontparnasseの駅の真ん前にある人気のお店です。
ランチタイムはパリのビジネスマンも多く利用しています。
お店の外観や店内の写真も撮りたかったのですが、人気店ゆえ人が多すぎて写真を撮ることができませんでした…
ここでは他に、オニオンスープ、タルタルステーキを頂きました。
タルタルステーキ Tartare de bœuf
生の牛肉を細かく叩いてオリーブオイルや塩・胡椒で味付けし、薬味と卵黄を加えたもので、言わば「牛肉のタルタル」です。
フランス語ではタルタル・ド・ブッフと言うそうです。
画像ではわかりにくいですが、直径13センチ、高さ2センチくらいはありそうです。意外とボリュームあり。
大体のお店では食事を注文するとバケット出てくるので、バケットと一緒に食べると美味しい!
こちらも先ほどの LA’ ATLANTIQUE というレストランで頂きました!
鴨のコンフィ Confit de canard
コンフィとは低温の油でじっくり煮る料理のこと。
「これ、本当に鴨??」と言うくらい柔らかくておいしいです。
ちなみに添えられてあるポテトが感動するくらい美味しかったです。
鴨のコンフィははじめに紹介した、Bistrot Victoires ビストロ ヴィクトワール で頂きました!
ちなみに豚のコンフィも試してみましたが、こちらもソースが濃厚で美味しかったです。
オニオンスープ soupe à l’oignon
フランス風オニオンスープはカリッとトーストしたフランスパンがスープの中に入ってます。
美味しい!!けど熱々なのでお気をつけて。
私がオニオンスープを頂いたお店は、エスカルゴを頂いたのと同じお店、LA’ ATLANTIQUE 。
フランスではオニオンスープは二日酔いに効くと言われているそう。納得!!
キッシュ Quiche
キッシュ Quiche はキッシュロレーヌと言い、元々はフランス・アルザス=ロレーヌ地方に伝わる卵と生クリームを使った家庭料理だそう。
パイ生地やタルトの生地に、卵やクリームにベーコンなどの具を加えオーブンで焼き上げたもの。
温かくても冷たくても美味しい。
私はホテル近くのLa Petite Alsacienne というベーカリーで購入しましたが、絶品でした!
ホテルでサラダパスタと一緒に。
クレープ crêpe
フランスと言えばクレープ。
クレープ屋さんはクレープリーと言うらしい。
ラッキーなことに、私が宿泊していたホテルの近くのモンパルナス Montparnasse エリアはクレープリー激戦区らしい。
私が止まっていたDrawing House は完璧すぎるホテルで(記事は→コチラ)、モンパルナスMontparnasse の駅はいろんな所にアクセス良いし「カタコンブ・ド・パリ」も歩いて行けるし、さらにクレープリーまでたくさんあるなんて、完璧なロケーション。
クレープリー、本当にたくさんありすぎて、どこに入ったらいいのかわからない!!
残念ながら第一候補のクレープリーはなぜか臨時休業中。
Crêperie de Pont-Aven
ということで私が訪れたのは Crêperie de Pont-Avenというお店。
い わゆるクレープリー通りに面している。
このようながっつりデザート系のクレープを食べましたが、ガレットもあります。
2回目はガレットを…と思っていたのですが、再訪する時間がなくやむなく断念。
今度行ったときに食べてみます。
詳細 → トリップアドバイザー
カヌレ Canelé
少し前から日本でもカヌレ Canelé 流行ってますよね。カヌレ専門店なんかも出てきたりして。
日本のスイーツ屋さんで買ったカヌレ Canelé も美味しいんですが、やはり本場のカヌレ Canelé の足元にも及びません。
ふらっと入ったベーカリーで買ったカヌレ Canelé なんですが、美味しすぎて…。
No Pain No Gain という名前のベーカリー。
地下納骨堂で有名な観光スポット「カタコンブ・ド・パリ」(地下に骸骨がいっぱいあるところ)の近くです。
歩いて5~7分くらい。
わたしもまた絶対買いに行こうと思っています。
フランスのベーカリーってどこもこんなに美味しいんでしょうか??レベル高すぎ。
マカロン macaron
マカロン macaron といえばラデュレ Ladurée ですよね。
これは、帰りに空港で2つだけ購入して食べたときのものです。
ショコラとピスタチオだったかな。
まわりはサクッとしてるのに中はしっとり濃厚、さすが美味しい。
他にもお土産用として街のベーカリーでマカロン macaron を買ったのですが、キャリーケースに入れて飛行機に乗ったら、無残にもボロボロになってしまいました…
ボロボロすぎてお土産として渡せなかったので、仕方なく自分で頂きました。
でも。ボロボロでもやはり美味しい。
フランスのお菓子ってなんでこんなに美味しいんだろう。
まとめ
以上、フランスグルメ&オススメレストラン+ベーカリーを紹介してみました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
フランスに滞在していると、美味しいものだらけなので太ってしまうこと間違いなし😂