バラナシの旧市街はとにかくディープ。
路地が『狭い・汚い・臭い・怖い』!!
迷路みたいで迷子になりそう。
ちょっとモロッコのフェス Fes を思い出した。
モロッコ・フェスについては → コチラ
フェスのほうが迷路度合いは上ですが
バラナシの方がディープ度合いは勝っている!!
そんなバラナシの街を散策してみました。
旧市街
ゴチャゴチャしていて迷路みたいだけど
適当に歩いても、そのうち大通りかガンジス川沿いに出てくるので、迷うことはほぼないと思います。
治安
一番心配なのは治安について。
決して良いとは言えないので、くれぐれも注意して散策してください⚠️
ホテルのお姉さん曰く、
やむを得ず夜に出歩くなら、せめてガート沿いを歩くように!!
とのこと。
注意点
旧市街を散策するにあたり、注意すべきこと!!
・野良犬
→あちこちで寝ているから、誤って踏んでしまって、咬まれたりしたら大変!!
・バイク
→超細い路地でも結構なスピードで走ってます
・牛フン
→そこら中に落ちてる。くさい
★もちろん、ひったくりや詐欺などにも気を付けてくださいね
風景
バラナシの旧市街の風景は、興味深いものがたくさん。
ガート
午前中は特に人がたくさん。
お土産屋さん
ガンジス川で洗濯
そして洗濯干す。
ふんどし‥??
歯磨き
お風呂
ほんと、川で生活してるな~
ってひしひしと感じます。
ガンジス川に祈りながら流すやつ。
売るために、作成中
赤ちゃんダッコしながら
子どももお仕事。
発泡スチロールをビート板代わりにして泳いでる。かわいい。
旧市街
あちこちに祀られている神様。
路地を歩いてたら、色んなところで見かける。
壁に描かれていたり。信仰心が厚いのがよくわかる。
日本では壁に大仏さま描かれてるのとか見たことないなぁ。
チャイ屋さん。
ブレちゃってるけど
路地にキッチン飛び出してるけど
おいしそう😍
こちらは、ガートの青空チャイ屋さん。
さらにこちらは歩きながら売ってる移動チャイ屋さん。
「チャーイ!チャーイ!チャイー!」ってひたすら言ってる。
こっちはラッシー屋さん。
路上散髪屋さん
こちらはガートの散髪屋さん。
店舗を構えている散髪屋さんもちゃんとある。
けどやっぱりインドでは路上散髪屋さんが圧倒的に多いような気がする。
こんなに人通りの少ない路地もあれば
超狭い商店街になってるところもある。
火葬場
バラナシには
マニカルニカー ガート Manikarnika Ghatと、ハリシュチャンドラ・ガートHarishchandra Ghatの2ヶ所に火葬場があります。
マニカルニカー火葬場の方が大きく、メインの火葬場。
ボートに乗ると、ガンジス川からもよく見える。
写真は、近くで撮るのはNGですが、遠くからならOKらしい📷
事前リサーチによると
マニカルニカー Manikarnika 火葬場のまわりには、観光客相手に騙してくる人がいっぱいいるらしい。
「入場料が必要だ」とか
「撮影料払え」とか。
でも支払わなければいけないルールは無いので無視すべし。
見るのはタダですが、火葬場の中での撮影は
普通に考えたら控えるべきかなと思います。
だってたとえば
反対の立場になって、身内が亡くなり火葬場で遺体を火葬炉に入れているところを
他人が写真バシャバシャ撮ってたら不愉快ですよね‥
てことでわたしはガンジス川からのみ撮影しました。
一番わかりやすい行き方
以前はガートから、ダイレクトにアクセスできたようですが
ここから行こうとしたら、怪しいインド人に激しく止められたのでガートから上がり、ぐるりとまわります。
①ガートから階段を上り、
上りきったところで道が左右に分かれます。
左はこんなとこ
道とは呼べないほどぐちゃぐちゃ。
こっちではなく、右に曲がります。トンネル?のような感じになっており、そこを通り抜けます。
トンネル内の壁にも色々描かれてる。
②一瞬、ひと気の少ない空地みたいなところに出るけど、そのまま道なりに進んでいけば
マニカルニカー火葬場に続く路地に出ます。トンネルからここまで1分くらい。
③徐々にお供えグッズ屋さんとか増えてきます。
それと共に、あちこちに
とんでもない量の火葬用の薪が積み上げられています。
④右側にゴチャゴチャした入口見えてきます。そこを入ると火葬場
火葬の流れ
火葬場までの小路で、お祭りのような掛け声と鐘の音がどこからともなく聞こえてきたら
死者を火葬場へ運んでいる列が通ります。
竹で作られたタンカーにオレンジの布で巻いた遺体を乗せ、親族の方々が担ぎ上げ火葬場まで運んでいきます。
火葬場を入って左手に、お祈りの場があり
そこで遺族の方々は死者に祈りを捧げています。
太鼓の大きな音と、みんなで何やら唱えている。
空気が重いかと思いきや、そうでもない。
参列者の中にはニコニコしながら、わたしに
「近くで見ていいよ~」って手招きしてくれる人もいた。
死者は親族の手によって、ガンジス川で最後の沐浴をします。
遺体と共にガンジス川に浸かり、手で水をすくい、みんなでガンジス川の聖水を掛けてあげます。
そして火葬用の薪を購入し、その薪によって死者は火葬されていきます。
薪屋さん
計り売り。これで重さを測定します。(ちょっとブレちゃった)
家庭が貧しくて、薪を十分に購入できなかった人は遺体は完全に燃やすことができないそう。
完全に燃やすことができても、少し燃え残ってしまっても
火葬を終えた死者はガンジス川に葬られていきます。
子どもや聖職者は火葬せずにそのままガンジス川に流されるそうです。
で水面に上がってきている肉を、鳥たちが食べるそうです。
遠くから火葬場を眺める親子。
うーん。
なんとも言えない衝撃的な光景。
この場所にきて、初めて
「死んだらどこにいくのかな」
って考えた。
バラナシは奥深い‥