ミャンマー4日目。
日帰りでヤンゴンからゴールデンロック(チャイティーヨー Kyaikhtiyoe)
にやってきた。
4時間乗ったハイウェイバスを下車したあと
観光する時間が3時間しかないから急いでいるんだけど、
現地通貨を両替するために少しだけ町をさまよう。
キンプンKin Pun
ミャンマーの中でも有名な観光地だけあって、結構人がたくさんいる。
お土産屋さんやレストランもそこそこある。
地元の人も訪れるローカルご飯やさん。持ち帰り中。
ミャンマーの子たちは
「撮って、撮ってー!!」
が多い。
そう言われるとなんか嬉しい🎵
のどかだな~。
しかしのんびりしている暇はない。
そして、せっかく少ない時間を削ってウロウロしたのに、両替屋さんは閉まっていた。
休みというより閉店してそうな感じだったんだけど、どうなんだろう??
手持ちのお金が僅かなミャンマーチャットとアメリカドルと円しかない。
ミャンマーでは一部ではアメリカドルが使えるらしいけど、あくまで一部なのでちょっと心配💦
乗り合いトラック
ところで、キンプンにもKFCケンタッキーがあるんです。
なんか意外。
ケンタッキーから10メートル程のところに乗り合いトラックの乗り場がある。
乗車代金の支払いはトラックの中で
人がたくさん並んでいるチケット売場があるけど、これは違う。
ロープウェーのチケットみたい。
「トラックに乗るのにチケットを買う必要はない」
と、このチケット売場のオバチャンが教えてくれた。
じゃあ、いつどこでお金を払うの??
もしかしてタダ??
とか思っていたら
トラックがゴールデンロック(チャイティーヨー)に向かう道中で一旦停車(15分ほど)。
山道は車一台しか通れないほどの道が結構あるので
対向車か通りすぎるのを待つために、行きも帰りも一旦停車する時間があります。
(この時、乗客はトラックから降ろしてもらえず、まぁまぁ地獄です。)
で、このときに乗車代金を徴収されます。
乗車代金(片道) 2000K(約140円)
座席はトラックの荷台
乗り場には、たくさんトラックが並んでいますがスタッフが
「○番に乗って~」
と振り分けてくれます。
トラックの荷台に、ギュウギュウ詰めに乗ります。
「こんなに詰め込む?!」
って言うくらい、本当にギュウギュウ。
↑ここからさらに後一人、入ります。
隣の人との間はカバンはおろか、スマホを無理矢理挟むこともできないほど密着。
前後も狭く、後ろの人の膝がわたしのお尻にピッタリくっついている。
はじめ、後ろの人痴漢かと思ったくらい。
後ろの人が脚を少しでも動かすと、触られてるみたいな感じ。
こういう時、男性って気の毒だなぁって思う。
不可抗力なのに、女性から
キッ!!て睨まれたり。
まぁ、とにかく窮屈すぎるけど、この雰囲気がすごくワクワクする🎵
そして超満員になるまで絶対出発しない。
満員になり次第出発なので、私は往復とも15分くらい待った。
(シーズンオフは一時間待ち!とかもあるらしい。)
トラックが走り出して、その理由がよくわかった。
超危険な乗り合いトラック
いろんな人のブログとかに、所要時間30分とか40分とか書いてあるけど
実際にかかった時間は約60分。
内、15から20分ほど途中で停車している。
「ジェットコースターみたいでデンジャラスで楽しい♪」
と言う人もいるけど、わたしは
この乗り合いトラックの運転、本当に怖い!!!
グネグネの山道を猛スピードで走る上に
荷台(座席)の壁のネジがゆるゆるのグラグラで、いつ真横の荷台の柵が剥がれてもおかしくない状態。
いつ事故してもおかしくない。
あまりに揺れが激しいので
ギュウギュウ詰めに座らないと、確実に吹っ飛ばされちゃう。
だからわざと超満員にしてるのかー。納得。
でも。
あまりの危険さに、このときは死を意識し、祈るばかりでした。
揺れも激しく、降りた途端にゲーゲーしてる人もいた。
途中停車
対向車を待つためにしばし停車。
荷台からは降ろしてもらえません。
この途中停車は、一回だったり二回だったり、その時の交通状況次第。
停車位置には、物売りの人が待機していて
停まっているあいだ中『買って買って攻撃』が激しい。
で、この時間に乗車代の集金を行います。
ロープウェー
山頂に近づいた頃に、どこかの駐車場でまたもや停車。
さっきは誰も降りなかったのに、ここでみんな降りたので、着いたのかな?と勘違い。
ロープウェー乗り場でした。
わたしは勘違いしてそのままロープウェーに乗ってしまいましたが
ここでロープウェーに乗り換える必要はありません。
ロープウェーに乗ってもゴールデンロック(チャイティーヨー)にたどり着けるので問題はありませんが
ロープウェーの乗車代金も払わないといけません。
値段は忘れてしまいましたが、やたら高かった記憶が‥
ミャンマーの物価の安さに慣れてしまって、ロープウェー代金がめちゃ高く感じてしまっただけなのか。
というか、トラック代金を払っているのに、途中下車してロープウェーに乗り換えるなんてとても無駄なことをしています。
でもロープウェーは新しくてキレイだったし、一台につき一組だったので快適でした✨
上から景色を眺めることもできるしね。
山頂駅に到着
ロープウェーに乗車し約10分。
ゴールデンロック(チャイティーヨー)のふもとに到着。
この時すでに1:00PM。
2:45PMに帰りのバス乗り場に戻らないといけない。
帰りのトラックの待ち時間、乗車時間を考えると
1:30PMにはトラック乗り場に戻ってこないといけないんだけど
そうなると観光時間はわずか30分!!!
ロープウェー駅からゴールデンロックまで、結構遠いので30分で戻ってくるのは絶対無理。。
だってほら。
あんなにも遠くにゴールデンロックが見えている。
そこで
という選択を迫られることになってしまった。
なのでわたしは
ゴールデンロック(チャイティーヨー)の目の前まで来てるのに、観光せずに引き返すなんて悲しすぎるから
仕方なく3時のバスを諦めることにした。
しかし、手持ちの現地通貨がほぼゼロになってしまったので
新しいバスのチケットをアメリカドルで購入できるか心配!!
とか
4時のバスは最終だから、満席で取れなかったらどうしよう??
とか色々な不安があった。。